AR V3 プロジェクト

元はと言えば、某オークションで出品されてました
この53mmピストンキットを購入したのが始まりでした。


 

 

組むにあたってチャンバー容量が心配になりまして、キャブは20φ入れてるので
いいとしても、チャンバーマフラーの容量が足りないと吹け上がりも鈍くなり
折角の53mmピストンキットも無意味になってしまう恐れがありました。 

 

そこで「あのショップならきっとムチャ振りも聞いてくれるだろう。」

 

 

そのショップの名は。。。。

 

 

 

 

 

ORM! 90年代原付用2本出しチャンバーで名を馳せた知る人ぞ知る
原チャリ小僧御用達のカスタムショップ

しかし、公式HPでは何故かメールが発射出来ず、最後の手段で昔の
バイク雑誌の広告からTEL番号を調べ電凸をば決行。

 

おおっ!電話番号は生きていた。
そして「自分のムチャ振り」を苦笑いしながらも快諾して戴き
待つ事二ヶ月半、連絡が無いのに心配してたある日某宅急便屋さんが
巨大なダンボールがアポ無しで届いた
(着払いで)

高額請求に一瞬新たな詐欺か!?と、疑念を持ちましたが送り元を見て納得。

 

来ました

 

 

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!!!

 

 

 

 

 

 

チャンバー3本!? KH? マッハ?? H1/H2??? 

いえいえ、こうすればご理解戴けると思います

 

 

 

 

 

のわんと左右3本出しチャンバー!

その昔3本出しを製作してた情報がありましたが本当に製作してくれました。

もうORMさんの店舗の方向に足を向けて寝られません。

 

ORMさま本ン当に有難う御座いました m(_ _)m

 

装着にあたって美しい溶接箇所が見れなくなるのは残念ですが
塗装を致します。

 


塗装前に「ミッチャクロンスプレー」を吹き塗料のツキをよくしまして
そして耐熱ブラックスプレーを塗装。 

なんか屠殺場の七面鳥みたいですがw

 


 ↑が件の53mmピストン 備忘録としてピストンリングの
太さが2本とも違います。 細い方を下の溝に。 L字型の
太い方を上の溝に装着してください。
逆に組んでもシリンダーに入りませんので要注意です。
 

← 上が53mmピストン 下がノーマルピストン
   全然大きさ違います。

  しかしノーマルピストン真っ黒に燃え尽きてますなぁw

 

 

 

 

 

シリンダーですがノーマルより大きく重くなってまして
ピストン挿入も一苦労と言うかピストンリングを誤って
折損してしまう恐れがありましたので
先にシリンダーにピストンを入れ
クランクピンを後に組む
と言う真逆の方法で組み付けました。

シリンダーがズリ落ちないように画像のスパナでシリンダーを浮かしましたw

 

そして。。。

 

 

 

 

 

じゃじゃ〜ん

 

 

 

3本出しチャンバー装着図

空冷カワサキ乗りはやっぱり3本出しですよね()

3本のサイレンサーが奏でるチャンバー音は音量もそこそこで
ハーモニーが素敵です。

 

以上が「AR V3 Project」の全貌でした (∇V∇)/~